<夢ウキの浮力について> |
●夢ウキの浮力は、直結仕掛けでぎりぎり浮く程度に設計されています。
サルカンを使用される方、視認性を重視される方はワンランク上(Bであれば2B)のウキを使用してください。
●夢ウキの0は、通常の00に相当します。
海水での浮力は、ごくわずかであるため、海面の道糸の沈下と共に沈みます。
三原氏は、海面下50cm〜1mに漂っているウキは潮をつかんでいる非常に良い状態だと考えております。
この場合、ラインは張りぎみに流しているため、魚のアタリは竿にきます。
●夢ウキのG4は、通常の0に相当します。
通常の二段浮き仕掛けで親ウキが常に浮いている状態を保つには、G4を使用してください。 |
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<夢ウキの海水浮力についての詳細説明> |
●従来よりウキは0・B・2B…などと、表示されていますが、同じBでも浮力はメーカーによって違いますし、また同じメーカーの中でもウキの機種によって違いがあります。
よって釣り人は、実際に購入し、使用しなければ浮力は分かりません。
磯研はこの問題を解決するために、鉛を基準としたグラム表示を基準としています。 |
三原夢ウキの海水浮力について(表1) |
浮力サイズ |
0 |
G4 |
B |
2B |
3B |
4B |
5B |
1号 |
海水浮力(g) |
0.06 |
0.30 |
0.75 |
0.95 |
1.2 |
1.5 |
2.2 |
4.5 |
↓
中大・大の0は0.1g |
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●海水浮力とは、比重1.025の塩水にウキを浮かべ、鉛がどれだけ乗るかの限界重量です。
●三原夢ウキBの海水浮力は、(表1)より0.75gです。
ガン玉Bの重量は0.55gであるため、残り0.2gが仕掛け重量となります。
仕掛け重量とは、ハリ・ハリスの海水負荷を鉛に換算した重量です。
●三原夢ウキの仕掛け重量は、表から計算するとB・2Bは0.2g、3Bは0.25g、4Bは0.3gと設定されています。
仕掛け重量0.2gとは、仕掛けが馴染んだときにごくわずかにウキが浮く程度です。
ですからガン玉重量のバラツキ、ハリスの長さ、ハリの大きさにより沈むことがありますので、ご了承願います。
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<雑誌などに書かれているガン玉重量表> |
G8 |
G7 |
G6 |
G5 |
G4 |
G3 |
G2 |
G1 |
B |
2B |
3B |
4B |
5B |
6B |
0.8 |
1.0 |
0.07 |
0.09 |
0.12 |
0.16 |
0.20 |
0.25 |
0.31 |
0.40 |
0.55 |
0.75 |
0.95 |
1.20 |
1.85 |
2.65 |
3.00 |
3.75 |
●磯研はこの表にもとづいてウキを設計しています.
●ガン玉重量はメーカーにより基準が違います.
この表に一番近い値で製造されているメーカーはヨーズリでした.
他メーカーはこの表より重い設定になっております. |
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<夢ウキの機能について> |
[1] トップリングについて |
トップリングはテーパー合体機構により取りはずしができます。
リング外し棒をウキ下部から差し込み軽くたたけば、リングは外れます。(ラインが通っててもO.K.)
リングを圧入するときは、ツマヨウジなどのやわらかい材質で押し込んでください。
リングなし、丸穴リング、長穴リング、後づけ長穴リングの4パターンが使用できます。
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1.5mm丸穴リング
浮力サイズ0・G4のウキに装着されています。
全遊動釣りを目的にしたリングです。
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幅0.8mm長穴リング
浮力サイズB以上のウキに装着されています。
シモリ玉を使用しなくても、ウキ止めが止まり、しかもスムーズなタナ落ちを可能にします。
全遊動釣りでも十分に対応できます。 |
現在シモリ玉を使用している人にとって長穴リングは朗報です。
シモリ玉を使用した場合の欠点は下記の通りです。
@シモリ玉の穴は非常に小さな丸穴のため、糸ぐせ、糸折れがある場合、ひっかかりタナ落ちを停止させることがあります
Aシモリ玉を買わなくて済みます
Bシモリ玉を通さなくて済みます |
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幅0.8mm後づけ長穴リング
リングなしでの全遊動釣りから遊動仕掛けに変更するとき、糸を切らずに装着できます。
「この様な事をする釣人が居るか?」と言われています。
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[2] 後づけ固定芯棒 |
ウキを固定するための芯棒です。
ウキの固定方法は、通常ヨージで固定していますが、このツールはゴムで固定するため、ラインにまったく負担を与えません。
多少ズレるのが欠点ですが、芯棒にラインを巻きつけた状態でゴムを差し込めばズレません。
ただし下からのテンションがかかれば元の状態に戻ります。
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◎芯棒は、後づけでも先にウキゴムを仕掛けに入れておく必要があります。
◎直結仕掛けの場合でゴムを使用しないときは当社のワンタッチ目印を利用すればゴムを固定できます。 |
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[3] 後づけNew三原マジック |


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・流すときは固定ウキ、魚が掛かれば遊動になるツールです。
糸を切らずに装着でき、さらに糸ぐせがつかない特徴があります。
使用方法は、ラインを右側に巻き、ウキゴムを差し込みます。約600gのテンションがかかれば固定ウキが遊動になります。
芯棒に溝が右方向に切ってあります。
ラインがある程度まっすぐになれば、ラインは溝に落ち、遊動になる仕組みです。
・ロック力が強いと思われる方は、溝の右側先端部をカッターナイフで少し削ってやると、ロック力が弱くなります。
・何度も使用したウキゴムはロック力が低下します。
・芯棒は後づけでもできますが、ウキゴムをあらかじめ仕掛けに入れておく必要があります。
・・・固定ウキのメリット・・・ |
風が強いとき、潮の流れが速いとき、ポイントが遠いときなどは仕掛けが浮き上がり、思いのタナに入りません。
このような場合、固定ウキが有効です。 |
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トップリングをはずせば、ケミ・ホタル25が装着できます。 |